埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1013
■ 種類 論文
■ タイトル マルチノズルカスケードインパクター(MCI)サンプラーを用いた近年の道路沿道と一般環境における粒子状物質(PM2.5及びPM2.5-10)の比較
Comparison of particulate matter(PM2.5 and PM2.5-10) between roadside air and ambient air using MCI(multi-nozzle cascade impactor) sampler
■ 著者 米持真一  Shinichi Yonemochi  埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実  Natsumi Umezawa  埼玉県環境科学国際センター
磯部充久  Mitsuhisa Isobe  さいたま市健康科学研究センター
松本利恵  Rie Matsumoto  埼玉県環境科学国際センター
深井順子  Junko Fukai  さいたま市健康科学研究センター
城裕樹  Hiroki Jo  さいたま市健康科学研究センター
関根健司  Kenji Sekine  埼玉県環境部青空再生課
相沢和哉  Kazuya Aizawa  埼玉県中央環境管理事務所
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 大気環境学会誌、Vol.44、No.4、211-221、2009
■ 抄録・要旨 簡易型PM2.5サンプラーであるマルチノズルカスケードインパクター(MCI)サンプラーを用いて、県内の国道17号線沿道の3地点と、対照となる一般環境の3つの組合せからなる計6地点で、PM2.5およびPM(2.5-10)を捕集した。道路沿道と一般環境のPM2.5質量濃度の相関は、PM(2.5-10)濃度の相関より高かった。しかしながら、田園地帯に位置する騎西では、冬期に道路沿道よりも高濃度となる現象が見られた。この原因として、収穫期以降に見られるバイオマス燃焼による影響が考えられた。県内6地点におけるPM2.5中硫酸イオンの濃度変動の類似性を変動係数で評価したところ、夏期、冬期ともに、変動は極めて類似していた。
■ キーワード PM2.5、粗大粒子、MCIサンプラー、道路沿道、化学組成
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